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【プレゼン 緊張】やってはいけない3つの方法

公認心理師の藤井です。来月大勢の前でプレゼンしてきます。テーマはメンタルヘルスについてです。今から下のような悩みが漠然と思い浮かびます。

このような悩みがある時は当然ですが不安です。不安対策のためには不安を解消するために色々な対策をしがちです。なかにはやってはいけない対策をしている人もいます。今回は代表的なやってはいけない対策を解説したいと思います。

この記事は効果が科学的に実証されている認知行動療法をベースにしています。この記事を読むと「プレゼンで緊張したときにやってはいけない方法」を知ることが出来ます。

【なぜダメ?】「緊張を減らす方法」をやってはいけない理由

緊張を減らそうと考えることは緊張を招くのです。プレゼン前の私もそうなんですが、結局、緊張について考えています。「どう緊張しないか」ということを永遠と考えています。色々な緊張対策を試しながら、やはり緊張について考えています。常時、緊張についてグルグル考えています。こうなると慢性的に緊張が高くなり、プレゼンのだいぶ前から緊張が強い日々を過ごすことになるのです。結局本番前になれば否応なしに緊張は高まります。それは本番前なので仕方ないことですが、それ以外の日々はリラックスして過ごしたいものです。

【やってはいけない①】緊張しない方法を調べる。

ネットで「緊張しない方法」「緊張しないコツ」「緊張をコントロールする方法」などキーワード検索するとたくさん出てきます。これらの方法がすべて間違っているわけではないのですが、結局ケースバイケースです。記事の通りにうまくいったのは、たまたまだと思ったほうが良いと思います。プレゼンの規模や質も各々違いますしね。「緊張しない方法」を検索すればするほど結局緊張に意識が向き、慢性的に「緊張のことばかり考える状態」になってしまいます。

【お勧めのやっても良い方法】

【やってはいけない②】何度もプレゼンの練習をする。

 私も経験あるんですけど、心配なので何度も練習しちゃうのです。練習の回数を重ねればそれなりに洗練されます。しかし練習すればするほどマイナスなポイントが見えてきます。マイナスポイントを減らすために何度も何度も練習・・・。際限なくなってしまいます。さらに練習をするのは大抵はプレゼン直前が多いと思います。結局本番当日は寝不足だったり、疲労が高い状態になります。プレゼンをして終わりならいいのですが、プレゼン後の商談が大事だとすると寝不足や疲労困憊な状態にならないほうが良いと思います。普段のパフォーマンスを下げるほどの練習は止めておいたほうが良いです。

【お勧めのやっても良い方法】

【やってはいけない③】アルコールを飲んでからプレゼンをする。

これは絶対ダメです。確かにアルコールを飲むと気持ちはリラックスするし、気分もあがります。テンションは高くなるし、勢いでプレゼンできる場合もあると思います。ただ、アルコールを飲むのが癖になりますよ。こっそり1杯飲むもダメです。どんどん酒量が増えていきます。プレゼン自体は成功するかもしれません。しかしプレゼンのたびにアルコールを飲む羽目になります。最終的に仕事が出来なくなってしまいます。飲酒した状態で出社したらペナルティを与えられる会社もありますしね。

まとめ

「緊張を減らす方法」が有効ではないこと、おすすめしない緊張対策、代替案などをお伝えしました。プレゼンやスピーチに限らず緊張する場面にも応用が可能です。試してみてください。もし和柄ないことがあれば、お気軽に御質問ください。

最後に宣伝です。kiyokiyo(きよきよ)は、社交不安障害(スピーチ恐怖症・社会不安症・あがり症・対人恐怖症)を専門とした心理カウンセリングルームです。公認心理師・臨床心理士が運営しております。

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この記事の筆者

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